フェス好きのみなさん、ごきげんよう。
ODISHA JAPAN FESTIVAL 運営スタッフの旅ばかたくやです。
わたくし運営スタッフの旅ばかたくやがODISHA JAPAN FESTIVAL'2020について抱腹絶倒にて本年のフェスを振り返りたいと思います。
(私個人のブログ『旅ばか』もこの機会に合わせてよろしくお願いします。)
振り返ること2ヶ月弱...
皆さんも同じかと思うのですが、インドって常夏で晴れ倒してるイメージございませんか?
カンカンDELHIで毎日太陽いっぱいの空。
どころがどっこいフェスの2日前。
雨。
英語で言うとレイン。
ヒンディー語で言うと...ちょっと分かりません。
屋外での開催を予定しておりましたので、雨が降ってしまうと音響の機材がダメになってしまいます。
どうしたものか。
『もちろん、雨の時の対応を考えてたんですよね?』って?
いえ、わたしたちの考えは...
あめぇ。
急遽代表のナチョス氏と打ち合わせを行い、会場変更を決断。英断。
これまでおよそ2ヶ月毎日のように打ち合わせを行い、会場のレイアウトを決め図面を引き、業者さんとも調整していたものが一瞬で吹き飛びました。
その吹き飛びっぷりたるや、インドの道路の砂ぼこりくらい吹き飛びました。
しかし、そこからの修正は迅速で。
ホテル・サンタナを新たな会場としこれまで作ってきたものをどのように配置し、見せるのか、どこにステージを置いて導線をどう確保するのか、みんなで話し合いながら、あーでもないこーでもない言いながらなんとか会場設営を進めました。
業者さんはもちろん、ホテルのスタッフさんや出演者の皆さん、ロッジに宿泊していたお客様が総出で手伝ってくれ、雨が降る中ギリギリではございましたが、なんとか会場設営を終えることが出来ました。
そして、完成した会場がこちら。
映えてないですか?
皆さんの想像の16倍映えてないですか。
わたしもね、ここまで映えるとは思いませんでした。
わたしインスタグラマーでもなんでもないんですけど、思わず『映えたわ』って言いましたもの。
なかでもフェスのアイコンとなったのが、会場上部に鎮座するロケットとバンブートライアングル。
インドは竹で色々なものを作ります。お家を建てる時も足場は竹です。
今回の会場も柱や屋根などはすべて竹で組んでいます。インドの業者さんは竹で本当になんでも作れます。
そんな背景もありロケットも竹で制作しました。
地元の竹屋さんに見本を持っていき、何度も打ち合わせを行い、素晴らしいロケットとトライアングルを作ってくれました。
さらに会場の各柱には、真っ赤なのぼり。お祭りといえばやっぱりこれです。
出演者やご支援いただいた方々の名前を入れて、壁面いっぱいに飾りました。
日本独自の文化である鯉のぼりもインドの空を気持ちよさそうに泳いでいます。
さらには本フェスの開催目的として、日印の文化交流もあります。
今年はより日本の文化を知ってもらおうと、日本食ブース、日本の文化体験、日本グッズブースなどを設けました。
日本食ブースでは昨年も大好評だったエビ焼き(インドではタコをほとんど食べず手に入らないのでエビで代用しました。といいつつタコを用意していただき、プリーの街の人々初の『タコ』焼きも食してくれました。)をはじめ、タイ焼き、綿菓子、カフェブースを出店。
はじめて見る日本の食べ物にインドの皆さんも興味深々。
特にエビ焼きとタイ焼きは形も珍しいく、皆さん鉄板に近づきすぎて火傷するほどガンガン見てくれます。嬉しい。
また、今年初めて出店した書道ブースでは、インドの皆さんの名前を日本語で書きました。
こちらも初めて見る書道に大興奮。漢字の形がとてもかっこいいらしくインドのみなさんにも大好評。
たくさんの人の名前を書くことが出来ました。
そして、今年やりたかったことをもう一つ。
宇宙ブースと子供の夢ブース。
まずはインドと日本の位置関係を知ってほしくて、距離や位置を表現しました。
そしてそこに子供たちの夢を書いてもらい、きっと願いが叶うよう星として貼っていきました。
夢は口に出せば少しずつ近づいてきます。
この機会をきっかけに夢と向き合い、挑戦する子供が一人でもいてくれたら嬉しいです。
雨というトラブルには見舞われましたが、その中でみんなが出来ることをやってくれました。
そう、どんな困難だってみんなで手を取り協力すれば出来ないことなんてないのさ。
よく言うじゃないですか、『止まないヴォロサはないのさ』って。あ、ヴォロサはヒンディー語で雨って意味です。
さぁ、素敵な空間は完成しました。
まずは和太鼓の心地よい音色から、2日間の熱いお祭りがいよいよ始まります。
続きはまた次回。
それでは、また!